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客船クルーズ実施風景 Cruise tour

実施風景

北海道周遊クルーズ

ツアー内容 茨城港大洗港区発 横浜着 にっぽん丸チャーター企画 大洗~函館~稚内~留萌=千歳→茨城空港
期間 2019年8月27日~31日 4泊5日
パンフレット

夏の北海道周遊1日目:大洗出港

海峡花火クルーズから2週間と経たずに次のクルーズに乗船しているかもめです。本日から始まる「夏の北海道周遊クルーズ」のために出港の地、大洗港へやってきました。早朝にちょうどにっぽん丸も到着するようです。

岸壁間近になると綱取りのためにロープが本船から投げられました。それを岸壁で待つ大洗港のスタッフが拾って素早く係留します。無事に着岸、あとは2時間後の出港までお客様をお出迎えするのみです。

誰もいなかった大洗港には徐々にお客様が集まりはじめ・・・いつのまにかフラダンスや出港セレモニーやら・・・どっと大賑わいの港街に早変わり!笑顔と光に包まれて盛大な出港になりそうです。

紙テープも綺麗な弧を描いて岸壁へとかかります。まるで虹のような色とりどりのラインアート、加えてお客様の「いってきまーす!」という声も岸壁に投げられます。

カラフルな出港も一段落、っと思ったらデッキを周遊するのはハウスバンドの演奏舞台です。マラカスやギターで陽気に盛り上げてくれます。

初日の夜は歓迎の意を込めて船長主催のカクテルパーティが開かれました。大洗の梅シロップを使ったノンアルコールやラム・日本酒ベースなどそれぞれ好みの一杯を傾けて乗組員それぞれからの挨拶を聞いていただきます。

ほろ酔いでダイニングに向かいディナータイムご一緒した方が大絶賛していた海老の一品を撮らせてもらいました。なんと海老の下に敷いているのは鱸(スズキ)です。贅沢なデュエット、口の中ではソースと絡み複雑なハーモニーを奏でています。

食後のショータイムには出港の大洗港からほど近い水戸でよく耳にする音楽が・・・来月に開催される水戸の国体のテーマソングが聞こえてきました。知っている曲を口ずさむのも一興ですね!クルーズ初日から充実した時間の始まりです。

夏の北海道周遊2日目:函館寄港

朝食を終えてデッキにでると函館の岸壁が近づいてきていました。かもめは数え切れないくらい函館の港には来ていますが・・・何かちょっと違う気が・・・

有名な朝一もデッキの目の前に見えています。函館駅も歩いて5分ほどで行けそうな距離・・・実は函館港と言えば山の手の方にあったのですが、昨年に新岸壁が完成し、中心地に直結する岸壁に本船は着岸しました。

入港を歓迎してくれたのは函館クルーズを新興している方々です。本船にお越し頂いて6階のラウンジにて記念品や花束などを交換いたしました。クルーズならではの時間ですね〜。

最後はセレモニーに出席した主要メンバーで記念撮影。ちなみにスーツの方々が函館の方で、法被を着ているのは本船のメンバーです!逆では?と思ったかもしれませんが、函館の方々から記念に法被を頂いての参列だったのです!

かもめは今日は船内で用事があるのでツアーへの参加は控えることにしました。函館の空気を吸うべくデッキを歩いてみると何やら目の前に青函連絡船の摩周丸が停まっています。遠くの昔に退船しているはずですが・・・船体にはミュージアムシップとの看板を発見!行ってみることにしました。

当時の船内を活かしながら博物館仕様になっています。1950年頃には10隻も運航し、本土と北海道南部を繋いでいました。立体模型や実際の客席、にっぽん丸でもお馴染み花毛布(連絡船では飾り毛布)までありました!よく見ると列車が船内に見えて驚きました!

摩周丸のデッキに出ると綺麗に本船が見えました!にっぽん丸からも綺麗に見えていたので当たり前ですが〜!青函連絡船のシンボル、イルカちゃんと救命浮き輪のロゴが可愛らしい雰囲気。さくっと函館満喫してしまったかもめです!

夏の北海道周遊2日目:函館出港後

ミュージアムシップを満喫して船内に戻り少し仕事をしてきたかもめです。出港の時間を過ぎてまもなく恒例のビンゴゲームが始まりました。な、な、なんとビンゴ一等賞は日本一周クルーズ招待券!!!!とんでもなく良いことがありそうな予感です。

そして夕暮れ時、なんと信じられないほど綺麗に虹がかかりました。普段から海の上ではよく虹をみかけることがありますが、これほど綺麗に半円を描くことは滅多にありません。

船上を歩いている間ずっと出続けている奇跡のような光景にただただ感動するばかりです。よく見ると2本の虹が同時にかかっていました。これこそまさに船旅の醍醐味!とかもめは実感した瞬間です。(パタパタ)

虹が徐々に消えてきたのでメインホールに足を運ぶと本日は民謡歌手の伊藤多喜雄さんのコンサートが開かれていました。独特なソーラン節で会場も一体になっていました〜!

夏の北海道周遊3日目:稚内寄港

早朝に利尻島の沖合を航行すると朝日に照らされてキラキラ輝いているのが見えました。来週からは飛んで北海道クルーズで毎週のように寄港する予定の港です。

本日は稚内港に入港、ツアーへお連れするバスが岸壁に整列しているのが見えてきました。かもめも岸壁にいってスタッフやクルーと一緒にお客様をお見送りしてきました。

実は本日はかもめはツアーには参加せずに船内で時間を過ごしています。お客様は今頃北海道の食と景色を愉しんでいる頃かなぁ、と稚内のパンフレットを開いてみました。

やがて日暮れを迎えて夜の出港時間となりました。高台にある記念碑がライトアップされて海外のような雰囲気ある港のワンシーンです。メインショーはピアノとヴォーカルのコンサート、ゆったりと一日が過ぎてゆきます。

夏の北海道周遊4日目:留萌下船

稚内を出港したにっぽん丸は翌朝、予定していた留萌港へとやってきました。時刻は8時半、たっぷりと残る一日はバスに乗り換え北海道各地への観光に出発です。

岸壁には既にスーツケースが到着しているのでスムーズにバスまでご誘導です。途中に下船をお出迎えしていたのはカズモちゃん。ここ留萌のキャラクターで数の子がモチーフになっています。生産量が日本一だそうです!

カズモちゃんの後ろで盛大に盛り上げてくれたのは太鼓演奏です。留萌市の方々が応援に駆けつけてくれましたね〜!

そしてお客様皆様は無事に全員それぞれのバスに乗り込みました。スタッフ&クルーが今日も笑顔でご案内。さぁ、道内散策へと出発です!

夏の北海道周遊4日目:道内観光1日目

留萌で下船してかもめは道内一泊二日ツアーに参加させていただくことになりました。なんと下船してすぐ乗船!これから向かうのは焼尻観光です。

始めに訪れたのは焼尻島郷土資料館です。なんともムードのある雰囲気、それもそのはず、実際に使われていたお屋敷をそのまま改修したものが資料館として開放されているのです。

展示室には昔の資料や手描きの下駄、手作りの器、図書館のような本棚など沢山の魅力的なものが飾られていました。まるでタイムスリップしたような気分です。

奥にいくと隣の天売島に生息する海鳥たちの標本が飾られていました。ウミウ、ケイマフリ、ウミガラスという3種類の海鳥たちが有名で、彼らみたさに毎年多くの観光客が天売島を目指します。

その後はオンコ(イチイの木)の林に行きました。高く垂直に伸びるのではなく、まあるく傘を広げたような形に伸びるオンコは見たことない形をしています。ここ焼尻では家の庭にもこの木を植えるのだとか・・・。

最後にめん羊牧場にも立ち寄りです。国内でも最も上質な羊肉のひとつとされるサフォーク種が放し飼いにされています。わ、目があってしまいました!カワイイ!広大な島の土地だからこその穏やかな表情でした〜!

夏の北海道周遊4日目:道内観光1日目 その2

留萌港に入港してから、北海道の上陸ツアーにお供しているかもめです。飛んでクルーズ(フライアンドクルーズ)は、その名の通り往復を飛行機で行くことで目的地でのクルーズを満喫しようというもの。下船後上陸ツアーも飛んでクルーズだからこそ出来る自由ですね、留萌港を下船してから道央へと観光しています。

焼尻島に加えて留萌市内も観光してきました。地元の方々が道の駅で取れたてのホタテを炭焼きにしながらその場で振る舞ってくれるお出迎えも。嬉しい限りですね!

あ、ホタテのおかわりは100円です。(でも100円!)。今までも取れたてやできたての振る舞いを沢山いただいてきたかもめですが、このホタテの大きさや味は絶品!道の駅の中では留萌港の歴史も展示してありました。

その後に訪れた旧花田家の邸宅は、鰊(ニシン)漁で栄えた一時代を色濃く感じさせてくれる場所でした。大きな邸宅は開放感に溢れていますが、暖房もなく風が通って寒そうな・・・実は真夏の3ヶ月だけが漁期だそうで気候がよい時のみ使われていたのだとか。

併設する道の駅では変わった野菜も売られていてお客様とナニコレ!と笑いあうひととき。時間があったのでもう一度じっくり花田家を見てまわっていました。欄間の意匠までが宝船!

その宝船の原型とも言えるのが邸宅に展示されている船の模型です。帆の形が美しくこの一隻を見ているだけでも時間が経ってしまいます。この屋敷に200名とも言われた漁師がひしめいていたとは〜、歴史を感じる邸宅でした!

夏の北海道周遊5日目:道内観光2日目

道の西岸と言えば夕陽のベストスポットと言っても過言ではありません。とくに昨日の留萌ではサンセットと名の付く場所が数多く点在しています。道央に抜けるにあたって昨日留萌の海に沈む夕陽を車窓から見学、良い一日の終わりです。

そして今回の夏の北海道周遊クルーズ最終日は旭岳の名峰、大雪山に行ってきます!ロープウェイでひとっ飛び、まずは登山(と言ってもトレッキングくらいの)ルートを確認です。

1時間ほどで山頂中腹となる姿見池までを一周できるルートにいくことになりました。かもめもツアーの先導役として先頭でパタパタ歩いていきます。山頂に沸き立つ白煙が見えると別世界に来たような気がしてきました。

道中に目を楽しませてくれたのは高山植物のエゾオヤマリンドウです。夏の終わりに涼やかな色合いがとっても綺麗。とはいえ、大雪山は日本一早い紅葉の地としても有名で本日の気温は15度くらいでした・・・。

目的地の姿見池へ到着!歩いてきたのは45分ほどですが、その絶景に感動しきり。考え方によっては、東京から飛行機にのって、船にのって、島を訪ねて、バスにゆられて、ロープウェイに乗って、更に歩いて辿り着いた地!なのです!

目的達成をしてにっぽん丸上陸ツアーご一行は帰路につく時間となりました。自然豊かな北海道内はバスからの車窓もまた一興。新千歳空港から一路各ご自宅へと飛んで行きます。これからにっぽん丸は飛んで北海道クルーズをA〜Eコースに渡り5回連続開催します。まだご予約間に合うかもしれません〜!?

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