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受賞実績

日立ポートサービス(日立埠頭株式会社)が「クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2023 優秀賞」を受賞しました

授賞式の様子

授賞式の様子
右:日立埠頭株式会社 取締役社長 家次 晃
左:クルーズデスク室長 寺門 達也

日立ポートサービス(日立埠頭株式会社 / 本社:茨城県日立市 / 代表者: 取締役社長 家次 晃 / クルーズデスク室長:寺門 達也)は、同社が2023年に実施した「にっぽん丸 大洗発チャータークルーズ」におきまして、一般社団法人日本外航客船協会が主催する「クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2023 優秀賞」を受賞したことを、ここにご報告させていただきます。

日立ポートサービスが実施しました
下記の3本のクルーズが評価され
クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2023 優秀賞
を受賞しました。

  • にっぽん丸 大洗港発着 春の小笠原クルーズ (2023年3月実施)
  • にっぽん丸 大洗港発 夏の北海道絶景クルーズ (2023年8月実施)
  • にっぽん丸 大洗港発着 秋の日本一周クルーズ ~瀬戸内海・対馬・隠岐島・佐渡島・青森~ (2023年10月実施)
にっぽん丸クルーズ

優秀賞として評価いただいたポイント

地方港「大洗港区」という、地域の港のクルーズ需要を開花させ、3回のクルーズで約1000名の集客をした

2023年に日立ポートサービスが実施した上記3本のクルーズで計1000余名のお客様にご乗船をいただき、にっぽん丸クルーズをお楽しみいただきました。1クルーズあたりにしますと、約340名〜360名のお客様にご乗船をいただきました。集客には茨城県を中心とし、群馬県、栃木県の北関東三県、また宮城県、青森県、岩手県、福島県、秋田県、山形県の東北六県と連携し、これまではクルーズ旅行が主流とは言えなかった地域でも、潜在的なクルーズ需要を掘り起こすことに寄与しました。これには東日本の太平洋側ほぼ中央に位置する茨城県の海の玄関口「大洗港区」が大きな鍵となりました。茨城県を通る常磐道は首都高速、北関東道、外環自動車道と繋がっており、水戸大洗ICのある東水戸自動車道は東北自動車道、関越自動車道を繋ぐ圏央道と直結しており、アクセスが良好です。さらにこの車社会という地域特性を考慮し、岸壁に無料駐車場を完備し、北関東・東北各地から大洗港区までの往復送迎バスを運航し、参加へのハードルを下げたことも評価されました。また国営ひたち海浜公園や新鮮な海の幸など観光資源も多く、クルーズの前後に大洗港区周辺を訪れる魅力もアピールポイントとなりました。


大洗港発クルーズを成功させたことによる地域新興に寄与した

大洗港発のクルーズにより、多くの観光客が茨城県の交通機関や観光地を利用したことにより、チャータークルーズ企画が地域の振興に寄与したことを評価いただきました。これはクルーズの乗客層が、とても活気のある旅行客が大半ということや、各クルーズ出発日には岸壁内で「大洗高校マーチングバンド部演奏」、「大洗町はじめ地域の方々のお見送り」、「大洗の物産品を船の飲食メニューやビンゴの景品等に使用」、「乗下船前後に大洗町の土産品 ・観光PR実施」等を行ったことにより、大洗港を中心とした活性化にも一役を担ったことが評価されました。

大洗高校マーチングバンド 北関東東北各地連絡バス 大洗港岸壁無料駐車場

クルーズデスク室長:寺門達也のコメント

にっぽん丸と弊社は40年近い歩を共にしております。当時は都心の一部の方々がクルーズに乗船するということはありましたが、北関東の方々や全国的にもクルーズ旅行というものが一般的にはなっていませんでした。地元の港湾関係者の方々と協力し地方ならではの特性を生かした独自のスタイルのチャータークルーズ企画をつくりあげ、年間100回以上各地に足をはこび、クルーズ説明会を通して、船旅の魅力を各地の皆様にお伝えし、各地の新聞社と連携したPR活動などいろいろな活動を実施しクルーズの普及拡大に努めてまいりました。これまでは一本一本クルーズを成功させることに尽力するのみでしたが、その地道な努力が認められ、今回「クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2023 優秀賞」という栄えある賞を頂きましたこと大変光栄に思っております。これからもクルーズの魅力、茨城県の魅力、大洗港の魅力を伝えていくとともに、船旅に少しでも興味を持っていただいた方々にご乗船の機会を提供し、新たな旅の楽しみに気付いていただければ幸いです。最後に、これまで支えて頂いた関係者様や寄港を歓迎していただいた港の方々など、心より深く御礼申し上げます。

日立ポートサービスについて

大洗港発にっぽん丸

1980年代にクルーズ事業を開始。にっぽん丸の姉妹船である「ふじ丸」をチャーターし、チャータークルーズ企画へ参入。その後、毎年「ふじ丸」と「にっぽん丸」のチャーターを重ね、現在まで継続的に関東発着や大洗港発着クルーズを実施。クルーズがまだ日本に浸透していない時期から需要創作に寄与し、特に茨城県日立市に本社を置き、地方クルーズ需要の活性化にも貢献している。


関連情報

「クルーズ・オブ・ザ・イヤー」について

日本で販売されたクルーズ商品のうち、特にオリジナリティーにあふれ、かつ、我が国のクルーズマーケット拡大に貢献したもの等を表彰する制度。JOPA(一般社団法人日本外航客船協会)主催で平成20年度より毎年行われ、グランプリ、優秀賞、特別賞を選定(国土交通省は後援)。

参考・国土交通省|
https://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji02_hh_000265.html